主体性は教えられるか 書籍 感想
主体性は教えられるか 岩田健太郎 筑摩選書
教育で主体性は教えることはできないかを考える本です。
一例として、医師である著者が見てきた研修医の診断がありました。指導医から例として示された定型的でルーチーンな診断しか下せない研修医は話をあげています。
また、自身が行った講義やサッカーで主体性についての考えを教えてくれます。サッカー日本代表・なでしこジャパンの話は面白かったです。
本の中で、学校教育で“正答を書くことの訓練ばかり受けてきたので、誤答を極端に恐れる”ということが書いてありました。自分にも、自分の子供を見ていても当てはまることだと思いました。
子供には、間違っても自分で考える大切さを何とか教えたいです。
サピエンス全史 中田敦彦のyoutube大学を見た感想
サピエンス全史
相当分厚い本のようです。それを、中田敦彦さんがポイントをわかりやすく・面白く話してくれます。
内容は興味深かったです。「ホモサピエンスは、他の種族を滅ぼして残っている」、「認知革命・農業革命・科学革命」が特に面白かったです。
その中でも認知革命ははじめて聞きました。ホモサピエンスは、フィクション(ストーリー、想像)を創り、他と共有することができるようになって、連携ができるようになり、個の強さから集団の強さの時代になった、このフィクションを創り共有する能力が認知革命です。
宗教も認知革命の中から生まれました。この説明も、中田敦彦さんの説明がわかりやすく、面白いので楽しんで見れました。
こちらも機会があれば読みたいと思いますが、分厚い本というのが気になってしまいます。
育成スキルはもういらないと勇者パーティを解雇されたので、退職金代わりに【領地】を強くしてみる 第95話~100話 感想
育成スキルはもういらないと勇者パーティを解雇されたので、退職金代わりに【領地】を強くしてみる 第95話~100話 作者 黒おーじ 「小説を読もう!」より
海上のモンスター討伐は、艦船の主砲や船首を使った体当たり攻撃により、比較的あっさりと討伐した。
エイガはその海上戦を録画したフィルムを何度も見て、戦い方を分析をします。
領内では、各村と親交を深めるべく、各村の戦闘員の合宿を宿泊して行うこととした。
資源採掘の能力者のアキラの嫁探しの話もあります。
各村への合宿は、五十嵐さんと(見せかけの)婚約をしたために、領内の各村間のパワーバランスを調整するために、領主として各村と仲良くするためにおこなわれることとなりました。各村では村の娘を側室にしてもらい、エイガと村の結びつきを強くしたく思います。各村の戦闘員の娘たちは側室になるよう期待されての合宿の話でした。
なぜ、地形と地理がわかると現代史がこんなに面白くなるのか 書籍 感想
なぜ、地形と地理がわかると現代史がこんなに面白くなるのか 関真興 監修 三城俊一 著 洋泉社
今までに読んだ本の中に、「教養として世界史をある程度知っておいたほうが良い」とありましたので、少しずつ、世界史の本を読もうと思っています。
この本は、簡潔に現代史を教えてくれます。
面白いと思ったのは三国同盟と三国協商、サイクス・ピコ協定、ユーゴスラビアです。
三国同盟と三国協商は、海外植民地を持っていなかった国と、海外植民地を持っていたもしくは広大な領土をもっていた帝国のそれどれの集まり、と説明がありました。授業で習っていたと思うのですが、まったく記憶にないことでした。
サイクス・ピコ協定は、これも授業で習っていたと思いますが、記憶にないことでした。
ユーゴスラビアは民族・宗教の問題が複雑だったことも知らなかったです。
他にも、シリアやイラクの水資源をトルコが支配している話も興味深かったです。
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する 第260話~264話 感想
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する 第260話~264話 作者:すずの木くろ 「小説を読もう!」より
カズラはジルコニアをなぐさめ、それおを見られていた話。バッレタに抱き着かれた話。黒髪の女(神様?)が現れることとコルツの行方と未来の話。グレゴリア軍の軍団長たちのあきれた話。バルベールとの戦いについての協定の話。
バルベールに対してジルコニアが出していた条件(ジルコニアの故郷を襲った首謀者や実行者の開示)に対し、カイレンは予想していた以上に知らべ上げていた。ジルコニアは話を聞いても、落ち着いていたように見えましたがどう動くのでしょうか。
戦いが近いという感じですね。次くらいから戦いでしょうか。楽しみです。
「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~ 読書 感想
「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~ 加藤隆行 小学館クリエイティブ
「会社に行きたくない」という題名に惹かれて読みました。
自己肯定感を持てば、人間関係がうまくいき、人生がいい方向に行くという内容の本です。
著者は社内の人間関係でうまくいっていないときに、社内でうまくいっている人に話を聞きに行きます。聞いた内容を突き詰めていくと、話を聞いた人たち全員が「自分自身にOKが出せている」人、自己肯定感がある人でした。
自己肯定感を持つために、「自己否定グセから、自己肯定グセに考えを変える」、「自分の感情を肯定してあげる」、「困難なことや、嫌なことがあっても、『ま、いっか』」「他人を肯定する」等の考え方を提示しています。
参考になる本でした。アマゾンプライムで読みました。