maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

最後の医者は桜を見上げて君を想う 書籍 感想

最後の医者は桜を見上げて君を想う  二宮敦人 TO文庫 Kindle

 

ガンや白血病などの「死」に近い病気に接する医者・治療法を軸にこの物語は書かれています。症状が末期になったときに、放射線治療を続け最後まで病気と闘うことを信条とする医師。緩和ケアで死ぬことに振り回されず自分として死ぬという選択肢があることを提案する医師。その相容れない二人の考えを協力できるものに変えられないかと考える医師。3人の医師が患者に対する物語でもあります。

 

4人の患者が出てきました。その放射線治療の様子や苦しさの描写は、“もし自分だったら”と思い浮かべました。怖くなりました。自分だったら、闘病か緩和ケアかどう選ぶか、その時にならないとわかりません。考えると怖いです。

 

本書で「命の価値はその『長さ』ではなく『使い方』にあるわけだろう?僕が決めた命の使い道を、君なら最優先にしてくれると思ったけれど」とありました。哲学的なものと思いますが、考えるべきことだと思いました。

育成スキルはもういらないと勇者パーティを解雇されたので、退職金代わりに【領地】を強くしてみる 第101話~105話 感想

育成スキルはもういらないと勇者パーティを解雇されたので、退職金代わりに【領地】を強くしてみる 第101話~105話 作者 黒おーじ 「小説を読もう!」より

 

領内の仮想通貨?の話と温泉旅館の話です。

ガルシアより、領内の金融について、「通貨の根本は信用」と説明があります。外村の役割の説明もありました。

エイガはリブや館の者たちと磯村の温泉旅館に慰安旅行と磯村の合宿を兼ねて来ていた。

温泉旅館はオープンの日でたくさんの人が来ており、グリコも来ていた。グリコから、奇跡の5人の活動が滞っていると聞き、エイガは気になります。グリコから事情を聞きたいが、聞き出すタイミングがなかなか見つからなかった。

 

領内に鉄道の計画も案にあり、少しづつ発停しています。今後も楽しみです。

本所おけら長屋 書籍 読書

本所おけら長屋 畠山健二 PHP文芸文庫

 

江戸時代のとある長屋、「おけら長屋」で起こる出来事(事件?)のお話です。

長屋と言うと、お金はないが精一杯生きる町人と人情が思い浮かびます。

浪人の島田鉄斎、大家の徳兵衛、米や奉公人の万造、酒屋奉公人の松吉、後家人のお染が印象に残りました。

7話ありますが、読めば読むほど面白く感じました。

 

侍の島田が、万造や松吉の行動を見て、「先のことを考えてしまっては何もできなくなります。まさに武士の世界がそうでした。素晴らしいではありませんか。先のことなど考えずに行動する。真実はそこにあるのではないかと。・・・・これから起こることは、そのときに考えればよい。自分たちの振る舞いが、天に恥じないことならば、なんとかなるはずです」というセリフがありました。動かないより動いたほうが道はひらけるということだと思いました。実生活でも、その通りだと思います。

「湯の子」の話があります。「湯の子」というのは知らなかったです。

 

続巻が出ているようです。読もうと思います。

歎異抄をひらく 読書 感想

歎異抄をひらく 高森顕徹 1万年堂出版

 

歎異抄(たんにしょう)は親鸞聖人の高弟・唯円によって書かれたものといわれています。しかし、内容が誤解されるおそれがあるため、一般人には封印されていましたが、明治の末からある機縁で広まったそうです。

 

この本は歎異抄の解説本です。

すべての人を救おうと決めた弥勒菩薩の願い(弥陀の本願)は、与えられるので疑いなく信じること。そして、感謝の念仏を唱えることが「絶対の幸福」である。とにかく、弥勒菩薩を信じようという内容と解釈しました。

誤解されやすい教えに、「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」があります。ここは、自分の中で理解を落とし込めなく、モヤモヤした感じです。考え続け、何かを見つけるのが教え?宗教?なんだろうと思いました

『最高の睡眠』 中田敦彦のyoutube大学を見た感想

スタンフォード式 『最高の睡眠』 中田敦彦youtube大学を見た感想

 

中田敦彦さんのYouTubeで書籍『最高の睡眠』についてを見た感想です。

最高の睡眠をとることで、免疫力とパフォーマンスが上がるので、睡眠がとっても大事ということでです。

睡眠は質が大事ということで、睡眠ととるためには、事前の準備が必要で、その方法を中田さんがわかりやすく説明してくれます。

睡眠が短かすぎて必要な睡眠時間ととれなくておこる「睡眠負債」が怖くなりました。わたしは、20代の時に睡眠時間が3Hの時がありました。今は6Hほどで起きていますが、「睡眠負債」はたまっていると思います。前から、昼間に眠い時間が多いのは、これが関係しているのかもしれません

機会があれば、書籍で読みたいと思いました。今回も中田さんの話はわかりやすかったです。でも、途中、スタンフォードの話の時に、おかしなキャラクターになっていました。それが本編と関係なく、気になってしまいました。


【最高の睡眠①】免疫力を高める睡眠は新型コロナウイルス感染の防御策


【最高の睡眠②】新型コロナウイルスから身を守る安眠法

マンガ 面白いほどよくわかる!古事記 読書 感想

マンガ 面白いほどよくわかる!古事記 かみゆ歴史編集部 編 西東社

 

なんとなくマンガで読みたくなったので読んでみました。やはりマンガはわかりやすい部分が多いですね。

本著の冒頭の話にありますが、私もスサノオヤマトタケルの話が混ざっていました。

古事記はそれおれの話は面白いですが、読んでしばらくすると誰の話か分からなくなることが多いです。特に天皇の話になるとだれがだれだかわからなります。読み込みが足りないのでしょうか。

今回、初めて知ったのはヤマトタケルは死ぬと白鳥(しらとり)となって、飛び去ったのですね。

時々、読みなおして忘れないようにしたいと思いました。

【20分で解説】最強パワー「性欲」を操るメリット【シリコンバレー式 超ライフハック】 サムの本解説chの youtube を見た感想

 

シリコンバレー流 超ライフハック 史上最強の技 全集合(デイヴ・アスペリー)」という本の解説youtubeを見た感想です。

本の題名がライフハックなのに、“バイオハック”という言葉がでてきます。?と思いましたが、バイオハックとは、「科学的知見に基ずく健康法を実践して、自らの体、メンタル、脳のパフォーマンスを目指すこと」とのことです。

本の結論は「バイオハックにおいて、やはり、睡眠と食事はめちゃめちゃ重要である。また、性欲という本能の莫大なエネルギーを上手く活用できれば、私たちは生産性を爆上げすることができる」と紹介されています。

「性欲という本能の莫大なエネルギー」というのは気になりますね。また、レジスタントスターチというでんぷんが紹介されています。レジスタントスターチはお米やイモ類を一度冷やすとできるでんぷんで、冷えたまま食べると大腸まで消化されず、大腸で腸内細菌の餌になり、腸内を整えてくれるそうです。私は、数年前からできるだけ炭水化物は減らそうと思っていますが、温めないで食べるおにぎりは良さそうですね。良いことを知りました。

 

本書は睡眠、食事、性欲だけでなく、運動、瞑想、お金、幸福、人間関係、脳について網羅的に学べる本とのことです。機会があれば読みたいと思いました。

わかりやすい解説ありがとうございました。


【20分で解説】最強パワー「性欲」を操るメリット【シリコンバレー式 超ライフハック】