maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

「悪知恵」の逆襲 毒か?薬か?ラ・フォンテーヌの寓話 書籍 感想

「悪知恵」の逆襲 毒か?薬か?ラ・フォンテーヌの寓話 鹿島茂 清流出版

 

以前読んだ「悪知恵のすすめ」が面白かったので読んでみました。

 

ラ・フォンテーヌの寓話の教訓から、一般的な教訓や日本人と外国の思想の違いを教えてくれます。

 

気になった話で、「ベルトランになるも、ラトンになるなかれ」という『外交の本質を描いている』と紹介されているお話があります。自分の利益のために、他者を動かすことです。

 

他にも、「一番賢いのは逃げの一手」を教えるネコの話、神のすることはすべて正しいと教える「どんぐりとカボチャ」の話などがあります。

 

それぞれの寓話から、著者の考察する話しがまた面白いです。

子供に対し、寓話と考察内容をうまく話すことができれば、教育に良いと思いました。