maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

子どもが「やる気」になる質問 書籍 感想

子どもが「やる気」になる質問 マツダミヒロ 本間正人 PHP研究所

 

子どもにいろいろなこと(できれば勉強)に興味をもって、やってほしいのですが、うまくいっていません。たまたま、この本を図書館で見たので借りて読みました。

 

質問とその解説があり、わかりやすいです。

特に良いと思ったのは、質問ではないですが、「I(アイ)メッセージ」です。自分を主語にして伝えることです。

例)「外、真っ暗だから大丈夫かな、って心配したわ」

自分を主語にしないで話すと、「なんで、こんなに遅く帰ってくるの?」と責めるように言いそうです。伝えたいことは、「心配だから遅くならないうちに帰ってきてほしい」ことですので、アイメッセージのほうが伝わりやすく、受け入れやすい表現だと思います。

 

子どもに「学校で楽しいこと(何か)あった?」とよく聞いていました。これを本にあった、「学校で楽しいこと何があった?」と聞くようにしました。「何が」の方が、楽しいことがあったということを前提にして、その中身を聞く質問になっているので、聞かれた人は、「楽しかったことを探し出そう」という気持ちになれると解説がこの本にありました。

結果は、楽しかったことを教えてくれる時もあるし、「何か」で聞いた時と同じで「なかった」と言われるときもありますが、子どもが思い出して、楽しかったことを探そうとしているように思えました。

 

とても参考になる本だと思います。