なぜ、地形と地理がわかると現代史がこんなに面白くなるのか 書籍 感想
なぜ、地形と地理がわかると現代史がこんなに面白くなるのか 関真興 監修 三城俊一 著 洋泉社
今までに読んだ本の中に、「教養として世界史をある程度知っておいたほうが良い」とありましたので、少しずつ、世界史の本を読もうと思っています。
この本は、簡潔に現代史を教えてくれます。
面白いと思ったのは三国同盟と三国協商、サイクス・ピコ協定、ユーゴスラビアです。
三国同盟と三国協商は、海外植民地を持っていなかった国と、海外植民地を持っていたもしくは広大な領土をもっていた帝国のそれどれの集まり、と説明がありました。授業で習っていたと思うのですが、まったく記憶にないことでした。
サイクス・ピコ協定は、これも授業で習っていたと思いますが、記憶にないことでした。
ユーゴスラビアは民族・宗教の問題が複雑だったことも知らなかったです。
他にも、シリアやイラクの水資源をトルコが支配している話も興味深かったです。