主体性は教えられるか 書籍 感想
主体性は教えられるか 岩田健太郎 筑摩選書
教育で主体性は教えることはできないかを考える本です。
一例として、医師である著者が見てきた研修医の診断がありました。指導医から例として示された定型的でルーチーンな診断しか下せない研修医は話をあげています。
また、自身が行った講義やサッカーで主体性についての考えを教えてくれます。サッカー日本代表・なでしこジャパンの話は面白かったです。
本の中で、学校教育で“正答を書くことの訓練ばかり受けてきたので、誤答を極端に恐れる”ということが書いてありました。自分にも、自分の子供を見ていても当てはまることだと思いました。
子供には、間違っても自分で考える大切さを何とか教えたいです。