リケイ文芸同盟 書籍 感想
リケイ文芸同盟 向井湘吾 幻冬舎
主人公は数学科出身の純粋な理系人間です。その理系人間の主人公が出版社で働きます。出版社で働く人のイメージはどちらかというと感性があるひとが働いているイメージで、理系ぽくなく思います。理系の主人公が、理系の思考(統計)でヒット作の企画したり、理系的な考えを理解する人・しない人、同僚との恋の話が描かれています。恩師の教授がいいことをいってくれます。
メヌエンヌ素数が出てきましたが。使う機会はなさそうですが知識として覚えておきたいと思いました。主人公が統計を駆使している場面が、数式は理解できませんでしたが面白かったです。、編集部であるクレームの話が印象に残りました。
サクっと読める作品でした。