maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

ものがたりで学ぶ経済学入門 読書 感想

ものがたりで学ぶ経済学入門 根井雅弘 中央経済社

 

高校生の経太君が、家庭教師先の父親である経済学者から経済学の指導を受けます。二人の会話形式の対話と経太くんが夢の中でスミスなどの偉大な経済学者との対話を通して、経済学を教えてくれます。

 

スミス、リカードマルサスマルクス、ミル、ケインズについて順々に教えてくれます。

ミルまではわかったような気になりました。ケインズは難しく、じっくり勉強しないと理解できないと思いました。

 

スミスは道徳哲学者でもあったことは驚きでした。「中立な観察者」という概念で、人々の感情や行動に「自己抑制」がかかり、社会の秩序を保つ働きがある話など興味深いです。読みやすい本だと思いました。