maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

夢の守り人 読書 感想

夢の守り人 上橋菜穂子 新潮文庫

守り人シリーズの3作目です。

今回は異なる世界(花の世界)とこちらの世界とのかかわりの話です。登場人物は女用心棒のバルサバルサの幼馴染のタンダ、タンダの師匠であり呪術師のトロガイです。今回の主人公はタンダとトロガイと思いました。
タンダやカヤや他の人々を助けるためにトロガイやバルサ、チャグム助けるお話です。

バルサは奴隷狩人に追われているユグノを助けます。このころ、夢から覚めない人たちがいろいろなところに発生しており、問題となっていました。夢から目覚めない人の中には新ヨゴ皇国の第一王妃、皇太子チャグム(一作目の重要人物)、タンダの姪のカヤがいました。タンダはカヤを診たところ魂が抜けている状態でした。タンダはカヤを助けるために術を使い自ら魂となって、カヤの魂をさがします。そこは鼻の世界でした。そこでチャグムと会い、チャグムをもとの世界に戻したところで、花の世界にとらわれてしまいます。

今回も面白く一気に読めました。読んでて気づいたのですが、以前読んだ1作目と2作目の内容はほとんど覚えていないことがわかりました。自分の記憶力が残念です。ですが、読み返すとまた楽しめそうです。何回も楽しめるのでしたら、忘れていることもいいことかもと思いました。