maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

借金の底なし沼で知ったお金の味  書籍 感想

借金の底なし沼で知ったお金の味 金森 重樹、大和書房

 

著者の多額の借金を背負うようになった経緯と、その借金がなくなるまでの経験を通して、お金持ちになるにはどう考えていくかを教えてくれる本だと思います。

 

著者は借金返済のために自分で事業を始めるのですが、始める前につためていた会社で、必要だからと身につけ知多資格や知識が凄いと思いました。

 

高額の借金を負った人は、自己破産すればと思うのですが、免責不許可自由に当たる借金のために著者は自己破産できません。20代のフリーターの若者に次々と数千万円を貸していき、最終的に億越えの債務になるのですが、貸し手の悪意があるとしか思えないので、それでも免責不許可自由になるのは釈然としませんでした。

 

学歴社会の話、先物取引の勧誘の話、名簿の話が面白く印象に残りました。