maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

人体 失敗の進化史 読書 感想

人体 失敗の進化史 遠藤秀紀 光文社新書

 

人体が、どのように今の機能を獲得したかを教えてくれる本です。骨の話、聴覚の話、手の話、臍帯の話、骨盤の話、直立歩行の話などが書かれています。興味深いという意味での面白い本でした。

 

骨は、体が必要な成分のリン酸とカルシウムを蓄え始めたことが、骨の獲得につながったいうことです。リン酸とカルシウムを摂取すれば、骨はもろくなりづらいということでしょうか?リン酸とカルシウムを多く含む食べ物を食べようと思いました。

 

物をつかむときに、親指が他の指に向き合う動きをします。これは母指対向性というものです。当たり前の動きですが、これができることで、様々な細かな作業ができるので、凄いことだとあらためて思いました。

 

他にもたくさんの面白い話があり、またいつか読み返したいと思いました。

 

本の名前が「失敗の」とありますが、“失敗”ではないのではと思いました。