サブスクリプション 読書 感想
現代はモノの所有から利用へと消費行動は変わってきているといわれています。
消費行動に焦点を当てて考え出されたのがサブスクリプションでしょうか。サブスクリプションとは、現代のビジネスモデルであると理解しました。
本の中で
『日本企業の多くはサブスクリプションを単なる「課金形態の変更」と捉えている。
一方、欧米企業は「ビジネスモデル変革」と捉えている。
課金形態の変更というのは、たとえば今まで1000万円で販売していたものを12で割って月額払いに変えただけという考え方だ。
サブスクリプションはそれとは明らかに異なる。
顧客(サブスクライバー)とダイレクトにつながり、個々の顧客のウォンツとニーズの変化を常にきめ細かく把握し、永遠のベータ版としてサービスを進化させ続けながら、その価値に見合った価格やプライシングモデルで提供する。
それにより長期にわたる顧客リレーションシップを構築し、その上で収益化を実現するという新しいビジネスモデルである。』
とあります。
私も、サブスクリプションは課金制のことだと思っていました。古い人間の考えでした。
また、「オンラインニュースにお金を払う18から24歳の割合は、2016年の4%から17年の18%へと飛躍した」とあります。自分は、オンラインニュースにお金を払うのに抵抗を感じてしまいます。これも、古い考え方なのでしょうね。考え方を、変えるというか、今ふうに馴染んでいこうと思いました。
サブスクリプションについて、具体的な企業の例をいくつも教えてくれますので、興味深く読むことができました。