投資ミサイル 読書 感想
投資ミサイル 竹内謙礼 青木寿幸 PHP
自分の頭で考えることの大切さを教えてくれる本です。
内容は、売上が低迷している会社に、メインバンクよりロボットが取締役として送り込まれます。ロボット取締役の相手を押し付けられたのは道明美穂課長。
道明課長は新規事業のカバン事業の立ち上げを任されていました。カバン事業の立ち上げ、発展、子会社化を通じて、事業計画の大切さのお話です。
また、不動産、株の話もありとてもためになり、面白く読むことができます。
いちばん印象に残ったことは、ロボット取締役が過去に取り組んだり、考えたことにとらわれていることに対し、「そのもったいないという考え方は捨てた方がいいな。捨てろと言っているわけでない、無視しろて言っている」という場面があります。過去にとらわれて、物事が進まなくなることがたくさんあります。頭の中に残ってしまうけど無視するはできるようになるといいですね。
買った株で値が下がっても損切できないことは、損することについて無視できないからだと思います。部屋に物が多くて捨てられないのもこのことだと思います。
ロボット取締役を気に入りましたので、続編的な別のお話を読みたいと思いました。