ゼロからはじめる力 空想を現実化する僕らの方法 読書 感想
ゼロからはじめる力 空想を現実化する僕らの方法 SB新書 堀江貴文
ホリエモンの宇宙挑戦についての本です。失敗があっても、成功への一プロセスとして活かし、空想を現実化していくことを教えてくれる本です。ロケットビジネスについても教えてくれます。
ロケット発射場のある北海道大樹町はなぜロケット発射場として理想的な場所なのか、ロケット製造のコストのこと、自動車産業の危機とロケット産業へのシフトチェンジの話が印象的でした。
ロケット製造や発射のコストですが、スペースシャトルのように同じ機体を使ったほうがコストがかからないと思っていましたが、どうやら違うようです。大量生産で製造コストを削減して、不備が見つかったときにその調整をしていったほうが、安く、良い性能のものになるという考えです。なるほど、そうだなぁと思いました。
自動車産業について、EV化により自動車製造大国の位置が取って代わられると予想しています。確かに、アメリカのテスラや中国のEV車の方が進んでいる気がします。エンジンの燃焼技術をロケットのエンジン技術に役立て、ロケット大国に日本はなれるのではとホリエモンは考えています。
できれば、EV車もがんばり、ロケット大国にもなってほしいですね。
失敗しても、それを活かしていこうと教えてくれる本だと思いました。