maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

へうげもの 4巻 読書 感想

へうげもの 4巻 モーニングKC 講談社

 

主人公は佐介こと古田織部

 

明智光秀の死から秀吉が天下人となり大阪城を築城するあたりまでの話です。

 

千宗益は弥助(外国人の信長の部下)を茶に招きます。この様子の描き方、絵の構成が宗益の闇の部分というか黒い部分というか芸術家として不気味なほどの存在感になっていました。

佐介も宗益に対し「わび」の世の到来を感じます。秀吉も、宗益が大きくなりすぎて、「自分の手に収まらなくなった」と感じてます。宗益はこれからどう描かれるのか楽しみですね。

 

秀吉から佐介は官位を与えられます。好きな官位を選べと言われ「織部」を選びます。佐介は語感の良さから選びます。スマートな感じがする語感ですね。

 

他にも、佐介と織田長益、佐介と道糞(荒木村重)、佐介と上田佐太郎重安(うえださたろうしげやす)との話も面白いです。

 

この巻は個人的に気に入った話が多かったです。続きが楽しみです。