maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

苦しかったときの話をしようか 読書 感想

苦しかったときの話をしようか 森岡毅 ダイヤモンド社

 

著者が就活で悩む娘さんのために書いた文章です。

 

社会人としてやりたい仕事に就職するために、考えることは、①己の特徴の理解、②それを磨く努力、③環境の選択、の三つをやり、選択する必要があるといっています。これは、自分でコントロールできることで、「変数」と表現していました。

 

「特徴」の、自分の好きな「~すること」を集めて見つける方法が紹介されています。たとえば、「〇〇をするのが好き」「〇〇をする方法を考えるのが好き」「旅行の日程を考えるのが好き」と集めていくと好きなこと、強みがみつかります。

 

面接時の「強みの伝え方」「どういう方が望まれるか」の話があります。納得の内容です。

 

また、著者のキャリアの考え方、面接時の強みの伝え方も教えてくれます。とても説得力があり、わかりやすく思います。著者のP&G時代の話は、読み物としても完成された物語かと思えるほどの話だと思いました。

 

上昇志向のある方にはとても参考になると思います。この本を読んで、キャリアを学生時代から考え、知識を身につけ、日本の会社を元気にしてくれる人材が出てきてほしいと思いました。