maurumx’s blog

好きなマンガ、ライトノベル、小説、一般書、ラグビーについての感想を書いていきます。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4巻 読書 感想

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4巻 渡航 ガガガ文庫

 

八幡たちは学校の地域の奉仕活動の一環として、小学生の林間学校のサポートスタッフとして参加することになります。そこで、留美と出会います。留美はみんなから無視されています。このいじめ問題に対応するお話です。この対応の仕方は解決?解消?なのでしょうか。いじめを終わらせるのは難しすぎますね。複雑な気持ちになる方法で八幡たちは実行します。

 

今までの巻でもそうでしたが、作者の人の性質を表現した言葉が素晴らしいと思いました。この巻では、「人間関係手当」と「仲良くする必要はない。私はうまくやれと言っているんだ。敵対するわけでも無視するわけでもなく、さらっとビジネスライクに無難にやり過ごす術を身につけたまえ。それが社会に適応するということさ」です。

特に、「人間関係手当」は腑に落ちます。給与の半分は人間関係手当からきているのではと思える仕事があると思えました。

 

次の巻が気になります。

表紙の小町ちゃん。おへそ見えてる。可愛いですね。